ロシア語とはどんな言語?起源,方言,使用国

ロシア語 外国語学習 語族の活用

ロシア語とはどんな言語?

あなたはロシア語がどんな言語であるか、具体的に説明できますか??
何語に近い?どんな国で使える?

ロシア語を全く勉強したことがない人であれば、
何語に似ているのか?とか方言やどこの国で使えるの?
というイメージをはっきり持っている人は少ないのではないでしょうか?

今回は大学生や社会人でロシア語を初めて勉強しようか考えている方に向けて、
ロシア語の特徴や学ぶとどんなメリットがあるのかご紹介しています。

ロシア語学んだ先に何が待っているのか?
そんな未来を学ぶ前に想像してもらえたなら幸いです。

文字がどうこう、文法がどうこうの小難しい話は一切しません。

文字で読むのは辛いと言う人には
簡単にYouTubeでも紹介しておりますので、ご覧下さい。

ブログではもう少し詳しくお伝えしようと思います。
今回のポイントは以下の3つです。

英語と起源が同じ

方言差が少ない

ロシア語が使える国々

  

英語と起源が同じ

ご存じの方もいるかもしれませんが、
ロシア語は英語と起源が同じです。
つまり、ロシア語は英語と親戚関係ということです。

もっと言えば、ロシア語、英語、ドイツ語、フランス語、イタリア語、ギリシャ語
さらにはヒンディ語も、ペルシャ語も地域は違えど全て親戚です。

下図のように図で示したほうがイメージが付きやすいかもしれませんね

そんな起源が同じグループを語族といい、
ロシア語や英語はインドヨーロッパ語族というグループに属します。

地理の教科書に載っているので、
言葉は聞いたことがあるという人もいるかもしれませんね。

それがどうしてん?と思う人もいるかも知れません。
実は同じ語族であれば、

知っている単語同士を比較するだけで、
単語を覚えやすくなります。

例えば下図のように「私」という意味の単語に注目してみると、

ヨーロッパ系のインドヨーロッパ語族では
英語のIやスペイン語のyo、ロシア語я(ya)のように
共通してイの音が含まれているのが分かるのではないでしょうか?

「私」だけではありません。「猫」だったり、

「数字」だったり

ありとあるゆる単語にこの法則が適用されます。

つまり、日本であれば英語を習うので、
知っている英単語からロシア語を覚えられるということです。

もちろん、全ての単語が先程紹介した図のように
ぱっと見て分かるわけではありません。

単語同士が完全に一対一で対応しているわけでなく、
多少意味が変わっていたり、

ロシア語の中にも外来語として
フランス語やトルコ語が入っていたりするので、
すぐ見てこれだとはならないかもしれません。

とは言え、ロシア語は勉強したことないけど、
フランス語や英語は知っているという人であれば、
語族を使うことは学習の助けになるのではないでしょうか?

  

方言差が少ない

おいおい、世界一大きな国なのに、
方言差が少ないってあり得ない!
と思う方も多いのではないでしょうか?

日本語の感覚だと近畿、中部、関東を比べてもだいぶ差が出ますからね。
もっと言えば、沖縄弁と青森弁では意思疎通ができるわけがありませんからね。

イギリスや日本のように国土が狭いと
方言が数多あって意思疎通もできないのが当たり前ですが、

ロシアやアメリカのように国土が広いと
却って方言差が小さくなる現象があります。

そうです。
実は国土が広いと方言差は小さくなるんです!

私もそんなことはあり得へんやろ?と思って、
高校生の頃から数々のロシアの方や通訳の方に確認しましたが、

みな、口を揃えて言うのは、同じでした。
「ロシア語にも方言はあるけど、日本語のような感じではない」

多少の訛りはあっても、聞き取れないとかはないし、
日本のように方言で独自性を主張するとかは文化的にないそうです。

ロシアの方が言うには正直、街同士が物理的に離れすぎているので、
その街のイメージや方言についての印象がないというのもあるようです。

(方言というのは街のイメージがないと
 形成されないという研究があると聞いたことがあります。)

実際、私の経験としても、
ロシアの東西南北の都市の方、
モスクワ・サンクトペテルブルク、ムルマンスク、イルクーツク、サハリン
出身の方とお話しましたが、初心者級のロシア語でも十分聞き取れるし、
コミニュケーションが取ることができました。

そのため、英語やアラビア語のように方言が多く分からない!
という壁にぶち当たることは確率的に低いと思います。

以下のようなことはロシア語では起こりにくいです。

  • 日本ではアメリカ英語を勉強したのでイギリス英語が聞き取れない!
  • イギリス英語のコックニーと呼ばれる訛りはさっぱり分からない!
  • さらにはオーストラリア英語はコックニーの派生なん!?

なので、ロシア語初心者の人は方言については
気にせず勉強していってもらえれば、良いかと思います。

  

ロシア語が使える国々

日本で外国語と言えば英語一強なので、
あたかも世界のどこでも英語が通じるように洗脳されていませんか?

実際はそんなことはなく、
旧ソ連の国々は今でもロシア語優勢で、英語がさっぱり通じなかったりします。

下図はロシア語話者の分布図です。

英語のみが世界語だと信じて生きてきた人はほぼ出会うことがないであろう
ウクライナ、ラトビア、エストニア、カザフスタンなどでもロシア語が通じます。
というかむしろ、文化的に英語が通じません!(笑)

カザフスタンの画像

それらの国の人にとっての英語は、日本でいうロシア語みたいなもので、
「英語?聞いたことはあるけど、ほぼ知らない。でも公園はParkですよね?」
のようなレベルだと思っておくと良いでしょう。

※経験を踏まえながらも、個人的な偏見も少し含みます。

タイやベトナムのように病院や空港以外では
英語がさっぱり通じないのと同じ現象ですね。

  
参考までに私が実際にロシア語で話したことのある国の人と
その国でのロシア語話者の割合のデータを載せておきます。

ウクライナ
ロシア出身ウクライナ育ちの人。
ロシア人からするとウクライナも同じ国のイメージがあるのだとか。
ちなみにロシア語が分からればウクライナ語も分かるようになります。
ウクライナでのロシア語話者の割合 66%~97%

エストニア
たまたま旅行関係の展示会で来ていた方。
ロシア語3級くらいあれば、エストニア語が分からなくても
エストニアで十分旅行はできそうな感じを受けた。
エストニアでのロシア語話者の割合 71.7%

アゼルバイジャン
日本に数少ない住んでいた方の一人。
中学英語レベルのロシア語は話せた。
難しい単語は分からないようだったが、当時大学生の私にはちょうど良かった。
アゼルバイジャンでのロシア語話者の割合 7.6%

ジョージア(グルジア)
日本に長年住んでいる方。
年配の方だったので、ロシア語を話せたようだが、得意ではなさそうだった。
ロシアの都市部ではジョージア人が働いている場合も多いとか。
人名がロシア語っぽくないeで終わるものがあるのが特徴。
ジョージアでのネイティヴロシア語話者の割合 1.2%

  
バルト三国は名前くらいは知っている人もいるかも知れませんね。
一方、アゼルバイジャンやカザフスタンなど
日本ではどこやねんその国?っていうところでもロシア語を使うことが出来ます。

「英語が通じないといっても、
 さすがにアゼルバイジャン語やカザフ語を話すのはハードルが。。。」

という方には旧ソ連で広く使えるロシア語をオススメします。

  

まとめ

いかがでしたか?
知っているようでよく知らないロシア語について、
以下の3つのポイントに絞ってご紹介しました。

英語と起源が同じ

方言差が少ない

使える国はこちら

  
今回はロシア語を学ぼうか悩んでいる人向けの内容にしたので、
文字や文法についてのよくある話題については割愛しました。

ロシア語学んだ先に何が待っているのか?
そんな未来を学ぶ前に想像してもらえたなら幸いです。

最後の自己紹介させて下さい。

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お読みいただきありがとうございました。