マルチリンガルになるのに才能は必要?/理系が根拠に基づき徹底解説(YouTube動画の復習用)
※本ブログページは私のYouTube動画の復習用のテキスト版です。
必要に応じて動画本編をご覧下さい。
こんにちは、理系の言語オタクの日向です!
今回は「マルチリンガルになるのに才能は必要?」かどうかを理系が根拠に基づき徹底解説します!
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マルチリンガルに才能は必要?
まずは「マルチリンガルになるのに才能は必要?」という素朴な疑問にご回答しましょう。
結論、マルチリンガルになるのに才能は不要です!
ここからはその根拠や事例をいくつかご紹介していきます。
突然ですが、あなたにクイズです。
この「60%」という割合は何を表しているでしょうか?
正解は、なんとバイリンガル以上のスキルを持つ世界人口の割合です。
バイリンガル以上のスキルの人とは、簡単に言うと、単一言語話者以外の人のことです。
https://www.newsdle.com/blog/world-population-bilingual-percentage
話者の分類についての一般的な説明
名称 | 説明 |
モノリンガル | 1つの言語しか知らない人 |
バイリンガル | 2言語を同等の流暢さで使用している、 または使用できる人 |
トリリンガル | 3言語を流暢に話す人 |
マルチリンガル | 2つ以上の言語を話すが、 4言語以上を頻繁に使用する人 |
ポリグロット | 4言語以上を頻繁に使用する人、 複数の言語に高度な能力を持つ人 |
https://ilanguages.org/bilingual.php#google_vignette
もちろん、この分類については国際的な基準があるわけではありません。
しかしながら、バイリンガル以上のスキルの人が
世界の6割を占めているということについてあなたはどう思いますか?
人によっては「意外と多いねんなぁ!?」と感じた人もいらっしゃるのではないでしょうか?
その要因としてあなたが「単一言語しか話せない」という環境にいらっしゃるからかもしれません。
下図をご覧ください。
この図は、各国の言語の多様性を表しています。
その中でも、緑色の濃淡がその国での言語的均一性を表しています。
つまり、色が薄いと単一の言語を話している度合いが高いということです。
言語的に多様な国は複数の言語グループが存在するのが特徴です。
言語的に均質な国では大多数の人々が同じ言語を話します。
多様性の極端なケース(指数 = 1)では全員が異なる言語を話し、
均質性の極端なケース(指数 = 0)では全員が同じ言語を話します
https://www.articque.com/cartes-de-kazimierz-j-zaniewski/
したがって、いわゆる「単一言語の国」というのは意外にも少なく、
以下の10カ国もありません。
・単一言語話者の度合いが非常に高い国
日本、韓国、北朝鮮、ポルトガル、ポーランド、チェコ、チリ、ブラジル
2024年時点の、世界国の数を196カ国とした場合、
単一言語国家は全体の5%となります。
一方、複数言語国家は95%となります。
国別で見たら、多言語の国の方が圧倒的多数派であることが
データから分かりますね。
まとめ:世界の言語事情
・人別
40%:単一言語話者
60%:二言語以上の話者
・国別
5% :単一言語の度合いが特に高い国
95%:複数(非単一)言語の国
「世界は多言語話者が多数派」であることは心に留めておきましょう。
マルチリンガルが多い要因
ではここでさらにあなたに質問です。
世界にこんなにマルチリンガルが多い要因は一体何でしょうか ?
いくつか要因があります。英語版のWikipediaから多言語主義などの説明を参考に
私が独自に3つに絞ったのでご紹介します。
今回はその中でも一つだけ取り上げます。
ずばり、それは「環境」です。
「環境」と言っても抽象的かつ、スケールが大きすぎてわかりにくいと思います。
もう少し具体的に表現すると、「接触頻度が高い」ということになります。
「環境=接触頻度、そりゃそうやろうな」と思われた方もいらっしゃるのではないでしょうか?
ここからはある国の事例を見て、理解を深めていきましょう。
それを見れば、マルチリンガルになるのに「環境」がどれほど大きな影響を与えているのかについてご納得いただけるはずです。
多言語国家フィンランド
多言語話者が多い国といえば、どんな国が思い浮かびますか?
人によって思いつく国が異なるかもしれませんが、
ここではフィンランドについてご紹介したいと思います。
そのためにはまず、「母語」と「母国語」の違いを抑えておきましょう。
もしかしたら母語と母国語が一致しない環境下にない日本国民にとっては馴染があまりないかもしれません。
・母国語
その人が属する国の言語、母国の国家語
・母語
生まれて始めて習得した言語、日常や家庭内の言語
・例
日系ブラジル人ニ世なら母語は日本語、母国語はブラジルのポルトガル語
https://ja.wikipedia.org/wiki/母語
フィンランドの母語(2023年調査)
具体的にフィンランドの母語のデータを見ると下図のようになっています。
フィンランドの母国語はフィンランド語となりますが、
母国としてのフィンランド語使用率は人口の約85%です。
一方で、15%の人は母語としてスウェーデン語、ロシア語、それ以外の言語を使っています。
言い換えれば、10人に1人は母国語以外を使っているということですね。
ちなみに私が知る限り、それぞれの話者がお互いの言語を習得していない場合に
これらの言語間での意思疎通は不可能です。
https://en.wikipedia.org/wiki/Languages_of_Finland
そんな複数母語のフィンランドの語学力(18~64歳)のデータを見ると、下図のようになります。
この国のデータでは「母語以外を含めて外国語」と数えています。
なんと、93%の人が外国語・母語以外で話せるようです!
その中でも、三言語話者は78%もいるということで驚きですよね。
https://en.wikipedia.org/wiki/Languages_of_Finland
もう少し細かく見ると、人によっては母国語や母語とも関係のない、
英語やドイツ語も話せる人が20%以上もいらっしゃいますね。
このようなデータを見た際に単一言語国家の日本からすると、
「羨ましい限りやな」と思いそうですね。
では、「なぜフィンランドはこんなに語学に堪能なのか?」と疑問に思う方もいらっしゃるのではないでしょうか?
人によっては「北欧式の教育システムが素晴らしいからちゃうの」などと想像される方もいらっしゃるかもしれませんね。
それでは実際にフィンランドの特殊な事情(環境)を見ていきましょう!
フィンランドと周辺国の複雑な関係
フィンランドの歴史を見ると、他国からの統治もしくは
軍事的な協力を断りにくいなど周辺国との複雑な関係があるようです。
関係する国:スウェーデン、デンマーク、ロシア・ソ連、ドイツ・ナチスドイツ
https://fi.wikipedia.org/wiki/Suomen_sotahistoria
https://en.wikipedia.org/wiki/History_of_Finland
こういった国同士の関係を分析する学問として、「地政学」というものがあります。
以前、中田敦彦さんが分かりやすく解説されているのでおすすめです。
そのため、この地政学の観点で見ると、フィンランドは
東はロシア、西はイギリス、ドイツ、フランスという大国に挟まれていると言えます。
したがって、フィンランドは地政学的には「小国」と定義されます。
このような背景があるため、各言語を「学ばざるを得ない環境下」にあると言えます。
例えば、旧支配国のスウェーデン語や、おそらく貿易や政治的な関係のあるドイツ語や英語、
人によってはロシア語などを勉強するなどして、各国に対して上手く立ち回る必要があったのだと考えられます。
地政学と語学の傾向
持論ではありますが、そういった地政学の視点でほかの国々も見ていくと、
以下のような傾向が見えてきます。
・地政学的大国に属する場合:公用語が優勢になる
・地政学的小国に属する場合:外国語スキルが向上する
ここまでの話で、フィンランドがなぜ語学に堪能なのかという理由が見えてきます。
それは、「“命”のために勉強しているから」ということです。
そういった命のかかっている「環境」にあるからこそ、
フィンランドの全国民が自然にマルチリンガルになっていると言えます。
まとめ:フィンランドが語学堪能な要因
フィンランドの事例をまとめましょう!
フィンランドは地政学的な小国として、大国との交渉・関係が“命”に関わることがあります。
これは歴史を見れば、分かることです。
万が一有事が起きた場合でも、情報収集や協力できる備え、さらには周辺国に避難する必要があります。
そのため、自然と全国民の語学力を上げる「環境」が働くと考えられます。
マルチリンガルになるのに「環境」が重要な要因の一つであることはご理解いただけたでしょうか?
よって、冒頭の問い「マルチリンガルになるのに才能は必要なのか?」に対しては、
間違いなく「才能は不要である」と断言できそうですね。
マルチリンガルな「環境」の国
なお余談ですが、ほかにもこちらのような国々も、
マルチリンガルになる「環境」が強いと私は考えています。
・地政学的に学ばないと生存に不利
スイス、カザフスタン、フィリピン
・同じ国に異系統の言語話者がいる
インド、シンガポール、タヒチ
日本は語学力が本当は低くない!
先程のフィンランドの事例から、「日本の語学力」についても説明ができるのではないでしょうか?
まず日本は地政学的に見れば、“大国”になりますよね?
大国になると外国語学習に命をかける必要性が低くなるため、
結果、共通語(標準語)が強くなるということです。
これは外国語の習得機会を「環境」によって完全に逃していると言っても過言ではありません。
マルチリンガルになりたい、語学力を向上させたいと思っている方からしてみると
「それやったら、日本におるの不利やん…」と逆風にさらされた気持ちになる人もいらっしゃるかもしれませんね。
「逆風に立ち向かうで!」というタイプの方でも、
下記のように環境面の課題に直面してどうしても実現が難しい状況の方もいらっしゃいますよね。
学習環境面の課題
- 日本は多言語国家ではない
- 両親・友人ともに日本語話者のみ
- 留学するにしても金銭面、仕事面、家庭面などで難しい
またはフィンランドのように自然に習得できる環境や
楽に学べる手法が手に入ればいいのになと思っている人もいらっしゃるかもしれませんね。
そんなときこそ、私の出番です!
70言語以上勉強中の理系の言語オタクが具体的な解決策をご紹介します。
学習環境を作ろう!
ここからは私が実践している「学習環境の作り方」を5つご紹介したいと思います。
一例:私流の環境の作り方
- 携帯電話の言語表示を外国語に
- ネットやYouTubeの検索を外国語で
- 海外のインターネットラジオを聞く
- 毎日語学アプリで15分だけ勉強
- ChatGPTに音声モードで会話
マルチリンガルになるための環境は作ればいいんです!
ちなみに少し恥ずかしいですが、私の場合のこれまでの経験と環境をお伝えします。
語学学習に完全有利な環境下だとは言い切れないので、参考になれば幸いです。
これまでの経験と環境
海外生活未経験
語学留学・語学学校の経験なし・中学~高校
生物学者が夢。独学で数言語
・大学(理系)
海外の科学論文を読むために英語
週1の授業でとロシア語とフランス語
・社会人
日本の会社で2年ほど、ビジネス英語を使用
海外旅行2回(フランスとタイ)
外国人とのやりとりは月一回程度
こうした経験・日本に在住している環境の中でも、
私はなんとか多言語学習を行い、70言語以上勉強し続けています。
下図をご覧ください。これは語学アプリDuolingoの言語別ポイント一覧です。
Duolingoでは40言語を勉強し、各言語で2000EXP以上、高いものは10000EXPを超えています。
私のDuolingoのリンク
もちろん、3000EXPくらいでは実際挨拶程度しかできませんが、比較的不利な環境下でも、
複数言語同時習得が可能だと言うことを皆さんに共有したいと思い、恥ずかしいですが掲載しました。
(もちろんポイントが高い、言語数が多いから偉いというものではないと考えていて、
私はあくまでも自分自身との戦いを記録し、見返すために語学アプリを使っています。)
一例:理系の言語オタク流の環境の作り方
- 携帯電話の言語表示を外国語に
- ネットやYouTubeの検索を外国語で
- 海外のインターネットラジオを聞く
- 毎日語学アプリで15分だけ勉強
- ChatGPTに音声モードで会話
これらの環境の作り方ですが、よく見てみると、
「めっちゃ当たり前のことしか言うてへんやん!」と思いませんか?笑
そんなとき思い出してほしいのが、フィンランドの事例です。
「命をかけて勉強しているか?」という気持ちがあれば、
こういった当たり前を続けることが数年後には最大の学習効果を生み出せると私は確信しています。
それでは一つずつ見ていきましょう!
1つ目:携帯電話の言語表示を外国語にする
私も大学生くらいのときから行っていて、効果があります。
iPhoneについては私はデフォルトでロシア語表記にしています。
・ひろゆきさん
英語やフランス語表記にしているようなことを発言
・「Kazu Languages」のカズマさん(日本人マルチリンガル)
あるショート動画で携帯をロシア語表記にしていたのを確認
https://www.youtube.com/@KazuLanguages
この方法のメリットは現在社会で必要なインターネットや携帯で使う単語を学べるということです。
市販の語学書にはそれらの技術・デバイスが普及する以前に作られたものも多いためか、
意外にもそういった単語・表現が掲載されていないことがあると気づきました。
さらに専門用語のため、辞書で引くのも難しいという課題があるのですが、
例えば、携帯電話の言語表示を変えれば、毎回操作するときに見ざるを得ませんので、
数ヶ月もすれば自然と覚えられる、自主的に調べるようになります。
なお、アプリによっては言語表示を変えることができるものもあるので、
ミスが許されないアプリ、例えば、仕事やお金関係のアプリは日本語にして
それ以外は学習対象の言語にするといった方法も取れます。
2つ目:インターネット・YouTubeの検索を外国語でする
もし自分が外国人だった場合、何語で検索しますか?
おそらく母国語、または母語で検索されると思います。
そこから考えて、外国語を学習するのであれば、もちろんその言語で検索したほうが良いと言えませんか?
当然、日本語で対象の言語や現地の情報を探すより、外国語で検索した方が
その情報の鮮度も純度も高くなる確率が上がります。
ここではその外国語検索の流れと検索時の注意点を手短にご紹介します。
1,Google翻訳+ChatGPTのサポート
学習し初めで、自力で外国語を使った「検索キーワード」を作るのは難しいと思います。
そのため、以下のような流れで検索してはいかがでしょうか?
- Google翻訳を使って、外国語の検索キーワードに翻訳しましょう
- 外国語の検索キーワードで、Google等の検索エンジンで検索しましょう
- 外国語の検索結果やサイトを翻訳機能の力も借りながら見てみましょう
- 文化の違いや現地語的なニュアンスがある場合、機械翻訳だけでは理解が難しい場合もあります
- ChatGPT等の文章生成AIに補足や解説をしてもらう
ちなみに過去にChatGPTを使った外国語の勉強方法に関する動画を出しているので、参考にしてください。
2,各国のGoogleサーバーで検索
ここで検索についてあまり知られていないであろう注意点をご紹介します、
それは例えば、Google検索だと、国によってサーバーが異なるということです。
そのせいで、同じ検索キーワードでもサーバーによって出てくる情報が全く異なるということもあります。
多くの日本在住の方が無意識で使っているGoogle検索だと、日本のGoogleサーバーなので、
そのサーバーで外国語で検索したとしても、現地で検索したときとは異なる情報が表示されます。
これについては実は裏技があって、現地向けの情報を表示するような設定が可能です。
具体的には検索時のURLにパラメーターという特殊な設定をするというものです。
とはいっても「自分の勉強したい言語ごとに設定とか調べるの手間やなぁ」と思われた方もご安心ください。
各国のGoogleサーバーのURLについてはすでに公開してくれているサイトがあリます。
詳しくは動画概要欄にある私のブログに貼っておきますので、御覧ください。
よく使う言語や現地のサーバーのURLについてはブックマークしておくと楽です。
3つ目:海外のインターネットラジオを聞く
手軽に外国気分、モチベーションを上げたいときはインターネットラジオがオススメです。
私の場合、最近は休憩や食事の時などに流して聞いています。
インターネットラジオについては他にも数え切れないほどありますが、
このRadio Garden – Hutchinson KSというのが
GoogleMapのような感覚で世界中のラジオを選択することができ、オススメです。
Google Play:Radio Garden
こちらもサービスやアプリのURLをブログに貼っておきます。
是非、ご確認ください。
4つ目:毎日語学アプリで”15分だけ”勉強する
前提として、語学アプリについてはお好きなもので構いません。
私個人的にオススメのアプリは以下の3つです。
学習言語にもよりますが、全部使えば160言語程度は学べます。
・語学アプリ(無料版)
Duolingo(初級者~中級者)
それぞれのアプリでメリット・デメリットがありますので、近いうち動画にしてご紹介できればと考えています。
・手法「マイクロラーニング」
ここでコツとして、重要なのが勉強時間を”あえて制限する”ことです。
「ええっ!?勉強すればするほど伸びるやろ」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんね。
これについては無制限に勉強時間を取るより、
時間制限をつけたほうが「もっと勉強したい」という意欲が出るという私の経験則にも基づいています。
一般的にはこの手法を「マイクロラーニング」と言い、科学的にも効果がある勉強法です。
1~20分程度の時間制限を設けて集中して学習するという手法です。
私の場合、このおかげで数年単位という長期間の学習が実現できていると考えています。
https://en.wikipedia.org/wiki/Microlearning
そして、このマイクロラーニングを実現するための方法として、
私はiPhoneのような携帯電話の場合はアプリごとに時間の使用制限をつけています。
ぜひ15分を目安に使用制限を設定してみてください。
5つ目:ChatGPTの音声モードで会話
ここまで人との会話が一切ないので、「ほんまに実践的なのか?」という疑問が湧く人もいるかもしれませんね。
私はどうしているかというと、ChatGPTのような文章生成AIと会話することがあります。
ChatGPTで言うと、2024年9月に「Advanced Voice Mode」という新機能がリリースされました。
使用人口多い言語についてはまるで生身の人間と話しているような音声での会話も可能です。
OpenAI、人間並みの会話が可能な音声機能「Advanced Voice Mode」をChatGPTで提供開始。
KEITOさんという方がレビューしているので、ぜひ参考にしてください。
KEITO【AI&WEB ch】「【凄い!】ChatGPT新音声モード『Advanced Voice』レビュー・活用例と今後の可能性!」
これを使えば、まるでネイティヴと会話しているような体験ができます。
なお、本音声会話機能については無料プランだと使用制限があるので、
もっと使いたい場合は有料版の検討をしてみても良いかもしれません。
私の方でもこのあたりの新技術を使ったサービスについて、さらに調査する予定です。
ここまで理系の言語オタク流の学習環境の作り方をご紹介しました。
理系の言語オタク流の環境の作り方(一例)
- 携帯電話の言語表示を外国語に
- ネットやYouTubeの検索を外国語で
- 海外のインターネットラジオを聞く
- 毎日語学アプリで15分だけ勉強
- ChatGPTに音声モードで会話
今回は基本無料で使えて、人間関係を新規で構築する必要がない、”比較的取り組みやすい方法”に絞りました。
これこそが最高の方法とは私も思っていませんので、ほかの学習者の方にも役立つような
あなたのオススメの環境づくり仕方があれば、ぜひぜひコメントで教えて下さい。
最後に強調してお伝えしたいことがあります。
今回ご紹介した方法を無心で続けるということです。
これが最も大切です!
人によっては「途中でモチベーションが上がらへん」という人もいるかもしれませんが、
脳科学者の池谷裕二先生は「モチベーションの正体」について解説されています。
池谷裕二 講演会講師インタビュー「脳を知れば、やる気は要らない 」
その内容を私なりの言葉で言うと
「やる気というものはそもそも幻想。実際はやり始めることで初めてやる気が出る」
のだそうです。
ということなので、とにかく”無心”でやってみましょう!
コツや考え方を知るのは一瞬でも、「365日、無心で続ける」これが本当に一番難しいです。
もし”やる気を言い訳にしない環境づくり”、
そしてその継続ができれば「今日からあなたはマルチリンガル!」になれます。
まとめ:マルチリンガルの才能は必要?/理系が根拠に基づき徹底解説
最後に復習をしましょう!
マルチリンガルになるのに必要なことは何だったしょうか?
それは「環境」です
そして「環境」とは・・・「接触頻度が高い」ということでしたね。
その「環境」によって世界人口の60%はバイリンガル以上のスキルを持っており、
さらに国別で見ると、複数言語国家は95%もあるという話をしました。
「環境がマルチリンガルを作る」からこそ「マルチリンガルになるのに才能は不要!」という結論となります。
ここまで少しでもご理解いただけそうでしょうか?
ちなみに今回は「環境」に絞りましたが、実はそれ以外にも
マルチリンガルになる要因が存在します。それは何だと思いますか?
参考文献
Multilingual People
23 maps and charts on language
What Percentage of the World’s Population is Bilingual?
今後の動画でご紹介したいと思いますので、見逃さないように”お早めに”チャンネル登録をお願いします。
チャンネル紹介
70言語以上勉強中の言語オタクが理系的発想×語学ミニマリストの観点で
マルチリンガルになるための楽しさや手法を発信しています。
・チャンネルのチャッチフレーズ
「今日からあなたもマルチリンガル!」
過去にはこちらのような内容を投稿しております。
・ブログ
動画の復習用、ブログ専用コンテンツ
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そんな私の夢は「全人類をマルチリンガル」にすることです。
そのため現在は”チャンネル登録者1万人”を目標としています。
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